4月上旬は肌寒い日が続いたり雪が降ったりと、何だか冬から抜け切れていないような陽気でした。雪解けが早かった分、春の訪れも早いものと思っていましたが、ちょっと足踏み状態だったようです。4月半ばを過ぎてからは日中暖かい日が続いていましたので、米沢周辺の桜も多くのところで一気に開花が進みました。遠くに見える山々に残る雪に冬の名残を感じますが、それも次第に薄くなりもっと春が感じられる陽気になってくると思います。
抵抗溶接と一口に言っても、どのような形の物(ワーク)をどのように溶接したいかによって、溶接電極のサイズも変わりますし、溶接電源に求められるパワーも大きく変わります。自動車のボディの様な板金溶接と、電子部品のような小物の溶接の違いと言うとイメージしやすいのかなと思います。ただ基本となるものは同じで、抵抗溶接の三大要素となる「溶接電流」「通電時間」「加圧力」を適切に調整し、ジュール熱によって溶接部にナゲットを形成させて接合するという考え方です。その上で必要とされる溶接強度に応じて各溶接条件を決めていくことになります。その他に「抵抗溶接基礎知識」のページにも少しばかりの豆知識が書かれていますので参考にしてみてください。
さて30年続いた平成の時代が今月末で終わろうとしています。当ブログの更新も今回が平成最後になりますが、令和元年も引き続きちょっとだけ役に立つことを目標にゆる~く続けていきたいと思います。