健康管理の秋

業務日記

今月、全国労働衛生週間活動の一環として、「健康講座~腰痛・肩こり改善」を社内で開催しました。今回は特に社員からの希望が多かった「肩こり・腰痛の予防やそのための運動」について、外部から講師の先生を招いて講義と運動を組み合わせた1時間程の内容です。身体を動かすこともあり一人ひとりの運動スペースを十分に確保するため、食堂をメイン会場にして、その他社内の4箇所をZoomで繋いでの実施となりました。

 「運動しなければいけないのは分かっているけど、何かと忙しくて時間の確保が難しいんだよね…」など、自分の中でできない言い訳をつぶやきながらかなり後ろ向きに講座に臨んだのですが、やはり専門家のお話しは説得力があり話し方も上手で楽しみながら話しを聞くことができ、終わってみればアッという間の60分でした。

 様々な話しの中で特に印象的だったのは水分補給の重要性についてで、1日に必要な水分量は2~3Lとのことで思っていた以上の量でした。(※食べ物からの摂取分も含む)また、健康講座“てっぱん”の塩分摂取量についてのお話しもあったのですが、1日の目標量は男性8.0g/日未満、女性7.0g/日未満だそうで、濃い味付けが好きな私にとってはとても耳が痛い内容でした。改めて塩分摂取はしっかりコントロールしていかなければと思った次第です。運動面では全身を支えている足の指や足の裏などの重要についてのお話があったのですが、これも初耳の内容でとても為になることばかり。柔軟性や体のバランスが正しくなければいくら運動しても実はあまり意味がないとのことで実に論理的でなる程と頷くばかりでした。

 最後に先生から、「なにか一つでも始めてください」とのお話がありました。「自分ができる簡単なもので構いません。その替わりに毎日持続するが重要です」とのお話しに「それなら自分にもできそう…」と、ちょっと救われた思いです。先ずは適切な水分摂取から始めていこうと思った今回の健康講座でした。【ひ】

健康講座の様子

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