工夫が必要

業務日記

この時期に2週連続で台風が日本に接近したのは、過去を思い出してもあまり記憶になかったことのように思います。米沢周辺でも雨風が強く河川の増水や交通機関の乱れなど台風の影響がありました。自然の猛威に対して我々はなす術がないことも多いですが、万が一のことを考えた備えなど自分で出来る事を常に意識しておかなければならないことを感じました。

めっき処理された鉄線の溶接実験をしたことがあります。鉄自体の抵抗溶接は比較的容易ではありますが、ジュール熱によって爆飛(線表面のめっきが飛び散る)することがあります。また爆飛はなかったとしても、溶接箇所だけでなく溶接電極と接触している箇所のめっきも溶けてしまうので、場合によっては見た目の品質が悪くなってしまいます(実際のところ私もいろいろ悩みました)。めっきなどの表面処理は抵抗溶接にとって良いことも悪いこともありますから、こうしたものは電極の材質や形状、通電の方法を工夫することが大切です。

秋の風景

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