溶接電流の影響

業務日記

突然ですが山形県は都道府県別1世帯当たり年間のラーメン外食消費量が日本一の県だそうです(2016年のデータより)。またラーメン店舗数でも山形県が日本一だとか。ラーメン屋が多いから食べる人が多いのか、食べる人が多いからラーメン屋が多いのか…)。それはさておき米沢市には「米沢らーめん」というご当地ラーメンがありまして、細麺の縮れ麺というのが特徴です。地元でも名の知れた店はいくつもありますが、私が個人的におすすめするラーメンは弊社の社員食堂にあります(一般開放はしていませんが…。)なんだか腹の虫が鳴き始めました。

抵抗溶接の三大要素と言われる「溶接電流」「通電時間」「加圧力」のうち、加圧力を一定にした場合には、残りの溶接電流と通電時間で発熱量(ジュール熱)が決まってきます。特にジュール熱の増減に影響が大きいのは溶接電流で、溶接電流の二乗に比例してジュール熱が変動するからです(こちらも参照ください)。よって溶接電流が大きすぎると発熱しすぎてしまい、溶接箇所の変形が大きくなる、表面が汚れる、溶融金属が噴き出すなどの現象が発生しやすくなります。さらには溶接強度が低下する要因にもなりますから十分な注意が必要です。

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