2019年5月は「令和」という新しい時代を迎えたことと合わせて、4月末からのまれにみる大型連休がありましたから、いつもとは違う特別な月だったように思います。連休中は旅行に出かけたとか、趣味の時間に費やしたとか、皆さん思い思いに過ごされたことと思います。私の周りでは普段なかなか出来ない断捨離に励んだという声も聞こえてきました。もちろん仕事だったという方もおられるでしょう。それぞれに過ごし方があり、いろんな思いもあったのだろうなと想像しています。
今検討している抵抗溶接の案件がいくつかあるのですが、形はすべて違えども最終的には被溶接物間の接触抵抗(ジュール熱の元になるもの)をいかに良く調整するかと言うところに落ち着いてきます(抵抗溶接の基本となる事項ですよね)。溶接したい箇所が最もよく発熱するような構成にという事ですが、これに影響する要素の例として挙げられるのが「溶接電極の材質・形状」「加圧力」です。抵抗溶接でなんだか上手くいかないという時は、この二つの要素が合っていない事も多いので、基本を思い出すという意味でもぜひ気にしてもらいたい項目です。